【図解】内装工事の流れを10のステップでわかりやすく解説!

店舗の内装工事を行う場合、問い合わせをする前に、どのような流れで内装工事が行われるのか把握しておきたいですよね。

そこで、内装工事の基本的な流れを10のステップに分けてご紹介します。

内装工事の流れを把握しておくことは、理想の店舗づくりのためにも、トラブルを未然に防ぐためにも重要です。

流れを理解できていれば、何をどのタイミングで行えばいいのか具体的にするべき行動が見えてきます。

この記事は、

・内装工事の流れを理解しておきたい

・内装工事をするための基本的な知識がわからない

という方におすすめです。

記事を最後までお読みいただくことで、内装工事の基本的な流れはもちろん、具体的にいつ・何をすれば良いのかがわかるようになります。

また、内装工事にかかる費用についても解説しますので、全体的な見通しを立てて、内装工事を依頼できるようになりますよ。

それではさっそく、内装工事の流れを見ていきましょう。

目次

1.【図解】内装工事の流れの全体像

内装工事を依頼する際、大まかな全体像を掴んでおくことが大切です。

そこで、「店舗の内装工事が初めて」という方にもわかる10のステップで基本的な内装工事の流れを図解にしました。まずは図解で内装工事を依頼した場合のイメージを掴みましょう。

それぞれのステップを詳しくご説明します。

2.ステップ1|内装工事業者の選定

ステップ1は、依頼する内装工事業者を選びます。

あなたが「デザインにこだわりを持つのか」「手間なく予算内に店舗内装を仕上げたいのか」「施工だけをお願いしたいのか」、希望や予算、状況によって選定する業者は変わります。

最適な業者を選ぶことは、理想のお店を作る上で大切な要素の1つとなりますので、しっかりと検討しましょう。

内装業者の種類について詳しくご説明します。

2-1.内装工事業者には3つのタイプがある

内装工事は、大きく分けて「デザイン・設計」と「内装施工」の2つの工程があります。

そして、内装工事業者は、

・デザイン設計のみを行うデザイン・設計会社
・デザイン設計と内装施工の両方を行う内装会社
・内装施工のみを行う工務店

の3つのタイプに分かれます。

それぞれのタイプには特徴があり、かけられる予算や工期、工事内容によってどの業者を選ぶべきか変わります。

2-2.デザイン専門のデザイン・設計会社

デザインや空間にこだわりを持ちたい方は、デザイン専門のデザイン・設計会社がおすすめです。

デザイン設計は、店舗を作る上で集客にもつながる大切な一部分です。

店舗の内装で、ブランドコンセプトを伝え、居心地の良い空間を作り上げることで、お客さまに愛される集客力のある店へ発展することができます。

デザイン設計会社に依頼をすることで、デザインを専門にしたデザイナーが店舗設計をし、工事がデザイン通りに進行しているかを監理しますので、よりクオリティの高い内装の仕上がりが期待できます。

一方で、デザイン設計事務所は、デザインと設計の部分のみの対応のため、施工は施工業者へと依頼する必要があります。そのため、工期や費用は3つのタイプの中で最も多くかかる傾向があります。

2-2-1.デザイン設計会社のメリット・デメリット

デザイン設計会社のメリットとデメリットは次のとおりです。

デザイン設計事務所のメリット・デザインにこだわり理想の店舗を実現できる
・集客性の高い店舗を作れる
デザイン設計事務所のデメリット・工期が長くなる傾向がある
・コストが高くなる傾向がある

2-2-2.デザイン設計会社が向いている人

デザイン設計会社がおすすめな人は、次のような方です。

・理想の店舗を作りたい人

・予算と工期にある程度余裕のある人

2-3.デザイン設計と施工の両方を行う内装会社

内装会社は、内装を専門に行う会社で デザインや設計から施工まで全てを対応してもらえるのが特徴です。

内装専門の内装会社に依頼することで、全ての工程を1つの会社で行うことができるので、費用が抑えられる上、デザイン設計から施工までスムーズに進めることができます。また、自社に設計士やデザイナーがいるため、予算に合わせた提案や仕様の変更なども柔軟に対応してもらえます。

一方で、デザイン性はデザイン専門のデザイン設計会社よりは低くなります。

2-3-1.内装会社のメリット・デメリット

内装会社のメリットとデメリットは次のとおりです。

内装専門の内装会社メリット・やり取りがスムーズに行える
・柔軟な対応力がある
・工期、費用はデザイン会社より抑えられる傾向がある
内装専門の内装会社デメリット・デザイン性、コンセプトデザイン提案力はデザイン設計会社より低い

2-3-2.内装会社が向いている人

内装会社がおすすめな人は、次のような方です。

・内装工事をお任せしたい人

・コストや工期を予定内におさめたい人

2-4.施工メインの工務店

工務店は、一般的に内装のみならず、般住宅の建設やリフォームなど幅広い工事を引き受ける業者です。

工務店の場合、現場に強く、現場での対応力に優れていますが、デザイン力は弱く、発注者のイメージに対する提案力は劣ります。

そのため、発注するオーナー自身が依頼前にどのようなデザインで、どのような工事をお願いしたいか明確にしておく必要があります。

また、一部分だけ施工をお願いしたいという時は工務店が有利です。

工務店の場合、内装工事の経験にはバラつきがあるため、ホームページをチェックするなどして、できるだけ内装工事の実績の多い工務店を選ぶことをおすすめします。コスト面では、3つの業者の中で最も安く行えるでしょう。

2-4-1.施工メインの工務店のメリット・デメリット

施工メインの工務店のメリットとデメリットを見てみましょう。

施工メインの工務店メリット・現場の対応力に優れている
・費用を安く抑えられる
・一部だけの施工にも対応してもらえる
施工メインの工務店デメリット・デザイン力、設計力、提案力は弱い

2-4-2.施工メインの工務店が向いている人

工務店がおすすめな人は、次のような方です。

・既に図面が出来上がっている人

・施工箇所が決まっている人

・なるべく費用を抑えたい人

以上の特徴やメリット・デメリットを踏まえ、気になる業者をピックアップしていきましょう。

3.ステップ2|相談・問い合わせを行う

ステップ2は、相談・問い合わせです。

気になる業者を見つけたら、各業者のホームページの問い合わせフォームやご予約フォーム、電話で問い合わせを行いましょう。

事前情報は以下の点をできる限りしっかり伝えるましょう。

  1. どんな店舗の内装をお願いしたいのか端的に
  2. スケジュール(いつまでに完成したいか)
  3. 予算はどれくらいか

問い合わせ時点で、こちらの情報をきちんと伝えることで、ステップ3の打ち合わせがスムーズに行えます。

4.ステップ3|ヒヤリング・打ち合わせを行う

ステップ3はヒヤリング・打ち合わせです。

物件が決まっている場合は、物件内見や現地調査をしながら打ち合わせを行います。

この時、自分が持つイメージや希望をしっかりと伝えることが大切です。お店のコンセプトや希望のデザインを明確にし、具体的に情報を伝えるようにしましょう。

伝え方のポイントは以下の2つです。

・5W1Hで明確に伝える

・写真や画像でイメージを明確に伝える

詳しく解説します。

4-1.情報は「5W1H」で明確に伝える

業者やデザイナーに伝える情報は、具体的であるほど完成度の高い店舗づくりへとつながります。

とはいえ、どのように伝えたらいいのか難しいですよね。そこで、「5W1H」に沿って考えてみることをおすすめします。

▼5W1Hの伝え方

・What    ▷ コンセプトは何?

・Where  ▷ どこに重点を置くか

・Who     ▷ 誰に向けて

・Why     ▷ なぜその内装にしたいか?

・When   ▷ いつまでに

・How much   ▷ 予算はいくら?

4-1-1.What|コンセプトは何か?

お店のコンセプトは明確ですか?

コンセプトがしっかりしていないと、店舗内装のデザインにブレが生じてしまいます。目的が明確になることによって、デザインの方向性や手法が変わりますので、「こんなお店にしたい!」というコンセプトを明確にして、内装業者に伝えましょう。

4-1-2.Where|どこに重点を置くか

内装工事をお願いするに当たり、どこに重点を置いて店舗作りをお願いしたいか伝えるようにしましょう。

例えば、

  • ゆったりとくつろげる雰囲気を大切にしたい
  • 予算をかけずに、シンプルに仕上げたい
  • 工期をかけても理想のデザインを実現したい

と、重視するポイントは人それぞれです。

店舗づくりに当たり、どこに重点を置いているのか明確に伝えましょう。

4-1-3.Who|誰に向けて

お店のターゲット層は誰に向けていますか?

ファミリー層やビジネスマン、女性など、ターゲット層によって好むデザインは変わります。ターゲットを明確にしておくことで、どのような店舗デザインにするか方向性が決めやすくなります。

4-1-4.Why|なぜその内装にしたいのか?

一つひとつ出した希望や最初に考えたコンセプトには一貫性はありますか?

なぜその内装にしたいのか、目的は何か、しっかり整理しておきましょう。自分の中で整理されることで、具体性が増し、より明確に相手に伝わりやすくなりますよ。

4-1-5.When|いつまでに

いつまでに完成させたいか明確に伝えましょう。

開業予定日に合わせて工事を行えるか、スケジュールを逆算して計画を立てる必要があります。開業に間に合わなかったなどのトラブルが起きないように、あらかじめ「いつまでに」を明確にしておきましょう。

4-1-6.How much|予算はいくら?

内装工事は、理想の店舗を作ることだけではなく、予算内で行うことも重要です。

工事内容によっては高額な費用がかかることもあるため、どれぐらいまでなら支払いできるのか先にきちんと伝えておきましょう。

4-2.写真や画像でイメージを明確に伝える

言葉で伝えることも大切ですが、写真や画像など具体的なイメージがあればより理解が深まります。

雑誌やWEBサイトなどで「このナチュラルな雰囲気が好き」「この壁の色味を真似したい」など、自分のイメージや理想の内装の画像を見つけたら、保存する癖をつけておくと良いですよ。

言葉で伝わりにくい部分を写真や画像で補足できるように準備しておきましょう。

5.ステップ4|プランニング

ステップ4は、プランニングです。

ヒヤリングをした内容をもとに、デザイナーや内装業者がプランニング(基本設計)を行います。

デザインを図面に起こしたり、図面だけではわかりにくい全体のイメージを立体的に表す手描きパースやCGパースなどを作成し、イメージを落とし込んでいきます。

※パースの一例

プランの作成期間は、業者によって異なりますが1週間〜2週間が目安です。

この間も、希望や意向などヒアリング時には伝え忘れてしまったことや、さらに伝えたいことがあれば連絡を入れて、プランに反映してもらいましょう。

6.ステップ5|設計・デザインプランの提案&打ち合わせ

ステップ5は、設計・デザインプランの提案です。

ヒヤリング後の打ち合わせでは、業者からファーストプランが提示されます。

自分のイメージと業者が提示したプランに大きな違いはないか、希望が反映されているか確認しましょう。この時、素材や仕上げなども確認しておくとよいでしょう。

デザインや仕様、導線でイメージと違うところがあったり、必要なスペースが確保されていないなどがあれば、遠慮せずにしっかりと伝えることが大切です。

必要があればデザインプランの修正を行い、打ち合わせを重ねてデザイン設計を詰めていきます。

7.ステップ6|見積もりが提示される

ステップ6は、見積もりの提示です。

作成したプランをもとに、見積もりが提示されます。この時、予算内の金額かだけを重視するのではなく、工事内訳についてもしっかり確認しましょう。

7-1.見積書の工事内訳について

内装工事によく書かれている工事内訳を見てみましょう。

設計(デザイン)費内装デザインなど、内装の全てを総合的に設計する費用
仮設工事費工事をしない部分を養生する費用や仮設電気や水道、仮設トイレを設置する費用
解体工事費主に居抜き物件(※12章で解説)でかかる費用
前テナントなどの一部を撤去する、間取りを変更するなどの費用
軽鉄(LGS)、ボード工事費室内の壁と天井の下地を造作する時に発生する費用
木工造作工事費床上げなど木下地を造作する時に発生する費用
その他木工事で発生する費用
建具工事費エントランスの扉や室内の扉を工事する際に時に発生する費用
内装仕上げ工事費天井、壁、床などを仕上げるための工事費用
塗装工事費内装の壁を美観や下地保護のために塗装した時の費用
電気設備工事費コンセント設置や照明器具の取り付けを行うときの費用
空調換気設備工事費換気扇やエアコン設置のための工事費
給排水設備工事費水回りの配管工事に関する工事費
ガス工事費ガス管、給湯器、ボイラーを設置するときに必要な工事費
諸経費工事を進める上で直接かかる費用
職人さんが工事を行う上でかかる間接的な費用

その他、家具工事費や建具工事費など、内装工事の費用は内訳が多くありますので、分からないことはそのままにせずに質問しましょう。

不明な点を業者に聞いた際、答えが曖昧であったり、説明が不十分な場合は、実際の施工にも不安が残ってしまいます。無駄な工事を防ぎ、業者を見極める判断材料にもなりますので、気になる点はどんどん投げかけましょう。

8.ステップ7|契約を結ぶ

内容や見積もりに納得がいったら、契約を結びます。

内装工事の契約書には決まった書式がなく、ほとんどの場合は、内装業者が用意した契約書を使用します。工事のスケジュールも再度確認し、契約書の内容をよく読んでからサインをします。

また、契約時に分割で支払いを行う業者が大半です。分割方法については業者ごとに異なりますので、事前に確認しておきましょう。

8-1.内装工事費用の支払いは分割が基本

内装工事の分割払いについては業者ごとに異なります。

分割の方法は、

・2回:契約時(50%)と工事完了後(50%)に支払い

・3回:契約時(50%)、工事途中(40%)、工事完了後(10%)に支払い

の形態を取る業者が多いです。

一括での支払いではなく、分割にする理由は、万が一、業者が倒産したり、持ち逃げをしてしまうという不測の事態に陥ったときにリスクを最小限に抑えることができるためです。

内装工事費用の支払い方法については、あらかじめ業者にしっかり確認しておきましょう。

9.ステップ8|工事の着工

ステップ8は、いよいよ工事の着工です。

長かった店舗の間取りや仕様の打ち合わせが終わり、契約を済ませると、いよいよ内装工事がはじまります。

あとは楽しみに待つだけ!ではなく、ここでも、工事中にもやっておいた方が良いこと、注意するべきポイントが2つあります。

・週に一度は現場に足を運ぶ

・現場では直接工事の追加・変更をしない

詳しくご説明します。

9-1.週に一度は現場に足を運ぶ

工期中は、週に一度は現場に足を運ぶようにしましょう。

何もチェックせずに職人さんたちに全ておまかせしていると、出来上がったときにイメージと違うということも起きてしまうことも!

このような事態にならないために、現場と良いコミュニケーションを取り、素材の色や塗装の仕上がりなどチェックしましょう。

実際に現場に立つと、打ち合わせでは見えてこなかったことに気づくということもあります。 早めに問題点に気づけば、軌道修正も可能ですので、こまめに足を運ぶことをおすすめします。

また、現場に足を運ぶ際は職人さんたちの邪魔にならないように注意を払いましょう。

9-2.現場では直接工事の追加・変更依頼をしない

現場に足を運ぶとあれこれ目についたり、変更したい点に気づくこともあるでしょう。ここで注意したいことは、 職人さんへ直接、工事の追加や変更を依頼しないことです。

追加や変更工事はトラブルの元になります。その場で指示や依頼をすることで、工期が延びたり、金銭トラブルへと発展してしまうことがよくあるのです。

追加工事や変更をお願いしたい場合は、必ず担当者を通して行います。

追加工事の費用について見積もりを出してもらい、書面で確認をしてから正式に発注するようにしましょう。

10.ステップ9|物件の引き渡し

工事が完了したら、晴れて引き渡しです。

業者からの引き渡しを行う前には、物件が問題なく工事完了しているかチェックをする「完成検査」を行い、問題がなければ書類にサインした上で、引き渡しとなります。

完成検査でチェックしておくべきポイントを確認しておきましょう。

10-1.完成検査でのチェックポイント

完成検査は、工事責任者や担当者が同伴し、工事内容を説明しながら一緒にチェックを行います。

この時、確認するべきポイントは4つです。

  1. 図面と比較して希望通りの工事が行われているか
  2. ドアや窓など開閉に問題がないか
  3. あらかじめ指定した建材は使われているか
  4. 機器の電源はすべて入るか

詳しくご説明します。

10-1-1.図面と比較して希望通りの工事が行われているか

1つ目のチェックポイントは、完成図やパース図などを元にして、希望したとおりの工事がすべて完了しているか、図面と比較しながら確認をすることです。

希望どおりの工事が行われていない場合は、その場で担当者に質問をし、納得のいく工事が行われているかを確認しましょう。

10-1-2.ドアや窓など開閉に問題がないか

2つ目のチェックポイントは、ドアや窓、棚などの稼働する部分が問題なく開閉されるかです。

建具などの開閉チェックも行い、開閉部がうまく動作しないものについては修正をお願いしましょう。

10-1-3.あらかじめ指定した建材は使われているか

3つ目のチェックポイントは、建材です。床や壁、カウンターなど、あらかじめ指定した建材で予定どおりに使われているかチェックを行いましょう。

この時、クロスのシワや剥がれ、床にキズがないかなど、細かい部分もしっかり確認して、気になることはその場できちんと伝えるようにしましょう。

10-1-4.機器の電源はすべて入るか

4つ目のチェックポイントは、機器の電源チェックです。新たに設置したエアコンや設備類の電源がすべて入り、適切に動作するか確認しましょう。

電気やガス、水道などの設備面も忘れずにチェックを行いましょう。

10-2.完成検査で問題がなければ引き渡しを行う

完成検査で念入りにチェックを行い、問題がなければ晴れて引き渡しです。

万が一、完成検査で問題があり、修正が必要となった場合は、その場で業者側に確認してもらい、どのように改善するか方法や日数を決めます。

再度、検査を行い、改善がされたと確認ができたら引き渡しです。

残った工事費用をすべて支払うことで、一連の内装工事は終了します。

11.ステップ10|アフターケア

ステップ10は、アフターケアです。

一般的に、業者側のミスであれば、1年以内程度は無償で対応してもらえるでしょう。とは言え、アフターケアサービスについては、業者ごとで異なるため、契約前にしっかり確認をしておくことが大切です。

また、引き渡し後でも、困ったことや不具合などがあった場合は、業者に相談し、対応してもらいましょう。

12.内装工事にかかる費用はどれぐらい?

内装工事にかかる費用は、次の3つの条件の違いにより大きく異なります。

1.物件の状態

2.開業する業態

3.依頼する業者

それぞれを比較することで、内装工事にかかる費用が見えてきますのでご紹介します。

12-1.内装費用比較|物件の種類

内装工事の費用は、

・居抜き物件

・スケルトン物件

かによって大きく異なります。

居抜き物件とは、前に入っていたお店の設備や内装が残っている状態で借りる物件です。一方、スケルトン物件は、内装や設備が何もない状態で借りる物件です。

費用は、一般的にスケルトン物件の方が高くなりますが、設備不良などで追加工事が必要になるなど居抜き物件でも費用がかさむこともあり一概には言えません。

それぞれの物件のメリット・デメリットを把握して慎重に物件選びをすることが大切です。

居抜き物件スケルトン物件
メリット・内装がそのまま利用できる
・工期が短い
・好みの内装にできる
・内装の解体費用が不要
デメリット・好みの内装にしづらい
・古い設備の不良は自己責任
・内装工事費用がかかる
・工期が長い

12-2.内装費用比較|開業する業種

内装工事費用は、開業する業態によっても大きく変わります。

業種別に加え、物件別の坪単価を比較してみましょう。

業種居抜き物件の場合の坪単価スケルトン物件の場合の坪単価
飲食店30万〜60万〜
美容室25万〜40万〜
ネイルサロン15万〜30万〜
マッサージ、整骨院20万〜30万〜
アパレル、雑貨屋20万〜30万〜

12-3.内装費用比較|依頼する業者

内装工事流れのステップ1で説明したとおり、内装業者には3つのタイプがあります。

それぞれ、どのタイプの業者を選ぶかにもより費用が異なります。

デザイン・設計会社内装会社工務店
特徴・コストが高い
・デザイン性が高く、理想の店舗を実現できる
・デザインから施工まで一括で依頼でき、やり取りがスムーズ・現場に強いが、デザイン力、提案力、設計力は弱い

予算や工期、実現したい希望などを踏まえながら、どの業者にするべきかしっかり検討して選ぶようにしましょう。

より詳しく内装費用について知りたい方は、こちらの記事をおすすめします。

内装工事にかかる費用一覧!工事する物件の種類・業種別に詳しく解説

13.理想の店舗づくりは業者選びがポイント!!

理想の店舗づくりは、業者選びで大きく左右されます。

店舗内装は、理想のデザインだけでなく、居心地の良い空間を作り、足を踏み入れたお客さまがスムーズに行きたいところへ行ける設計がお客さまの満足度へと繋がります。

内装工事はお客さまの導線を考慮したきめ細やかな設計が必要とされます。そのため、業者選びは妥協せずに、納得できるまで慎重に探して選定することをおすすめします。

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14.まとめ

内装工事を依頼する際は、事前に全体の流れを把握しておくことが大切です。

内装工事には、10のステップがあり、それぞれに気をつけるべきポイントや心構えがあります。正しい知識を身につけることで、スムーズに内装工事を進められますので、全体の流れについてきちんと理解しておきましょう。

また、内装工事では、お互いの認識のズレから思わぬトラブルに発展することもあります。現場でのチェックを怠らず、良いコミュニケーションを取りながら円滑に工事が進むように働きかけていくことが大切です。

予算や希望に合わせながら、より良い業者を選んで、理想の店舗づくりを行いましょう。