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2021年6月1日 by Yamada Shingo

ホーム » Blog » 内装工事にかかる費用一覧!工事する物件の種類・業種別に詳しく解説

内装工事にかかる費用一覧!工事する物件の種類・業種別に詳しく解説

店舗内装工事の全体の相場は坪単価30万~50万円程ですが、店舗内装工事の費用は選ぶ物件やオープンする店舗の業種によって大きく変わります。

※この記事は2023年にリライトしています。コロナの影響・輸送コストの増加・雇用に関する影響などを受け工事コストが大きく上がっている為です。

もう少し細かく説明すると、物件にはスケルトン物件と居抜き物件の2種類があり、それぞれの内装工事の相場は以下の通りです。

スケルトン物件坪単価40万 53万〜60万 86万
居抜き物件坪単価25万 35.8万〜45万 60万

詳しい物件の違いについては後述しますが、スケルトン物件と居抜き物件は物件の設備に差があるため、価格相場に2倍近い差があります。

また、物件の種類だけでなく、どのような業種なのかによって必要な設備などが異なるため、内装工事費用に差が出ます。

飲食店スケルトン:坪単価40万 55万~80万 100万円
居抜き:坪単価30万 45万~60万 90万円
美容室・エステサロンスケルトン:坪単価40万 60万~70万 100万円
居抜き:坪単価25万 37.5万~40万 60万円
物販スケルトン:坪単価30万 45万~40万 60万円
居抜き:坪単価25万~30万円

予算には限りがあるため、なぜこのように物件や業種によって相場が異なるのかを理解して、どこを削るのかを判断することが重要です。

そこで、この記事では以下の内容を解説しています。

  • 物件の種類で比較する内装工事費用相場
  • 業種別の内装工事費用の坪単価相場
  • 内装工事の設備工事の費用相場
  • 内装工事費用の予算の決め方2STEP
  • 内装工事費用を抑えるためのポイント

この記事を読むことで、店舗内装工事の相場について理解できるようになり、どの程度の予算を見ておくべきかがわかります。

予算の決め方や費用の抑え方も解説していますので、ぜひ最後までお読みください。

業種別に内装デザイン例5選を公開!プロが教える重要ポイントを解説した記事の紹介画像

開業プランを作る方法

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目次

  • 1 1.【物件の種類別】内装工事の費用相場
    • 1.1 1-1.スケルトン物件の費用相場
    • 1.2 1-2.居抜き物件の費用相場
  • 2 2.業種別の内装工事費用の坪単価相場
    • 2.1 2-1.飲食店
    • 2.2 2-2.美容室・エステサロン
    • 2.3 2-3.アパレルショップなどの物販
  • 3 3.内装工事の設備工事の費用相場
    • 3.1 3-1.電気工事
    • 3.2 3-2.ガス工事
    • 3.3 3-3.水道工事
    • 3.4 3-4.給排気工事
    • 3.5 3-5.空調工事
  • 4 4.内装工事費用の予算の決め方2STEP
    • 4.1 STEP1.内装工事から店舗オープンまでにかかる費用を把握する
    • 4.2 STEP2.費用の調整して内装工事費用の予算を決定する
  • 5 5.内装工事費用を抑えるためのポイント
    • 5.1 5-1.居抜き物件の活用
    • 5.2 5-2.目立たない箇所に価格が安い素材を使用
  • 6 6.まとめ

1.【物件の種類別】内装工事の費用相場

店舗として利用する物件には以下の2種類があります。

  • スケルトン物件
  • 居抜き物件

それぞれ特徴がまったく異なるため、どちらの種類の物件を選ぶかによって費用にも内装デザインにも大きく影響します。

まず、それぞれのメリットとデメリットをご覧ください。

物件の種類メリットデメリット
スケルトン物件好きなように内装を造ることができる設備などすべて揃える必要がある
居抜き物件1から内装を造る必要がなく 費用が抑えられる間取りが決められているため あまり内装にこだわれない

このようにデザインと費用のどちらを重視するかによって、選ぶ物件は変わります。

では、スケルトン物件と居抜き物件の内装工事の坪単価と、それぞれの特徴をさらに詳しく説明していきますので、見てみましょう。

坪単価とは?

1坪は約畳2枚分(3.31㎡)で、1坪当たりの内装工事費用を「坪単価」といいます。坪単価が50万円だった場合、15坪の内装工事を行うと【50万円×15坪=750万円】と計算することができ、750万円の内装工事費用がかかるということです。

1-1.スケルトン物件の費用相場

スケルトン物件とは、コンクリートが打ちっぱなしになっていたり、配管がむき出しになっている状態の物件です。飲食店や美容室など必要な設備が多い場合は設備も1から準備する必要があるため、その分費用は高めになります。

スケルトン物件の坪単価相場は約40~60万円程ですが、ネイルサロンなどの水道や電気設備があまり必要ない業種であれば、設備工事を行う箇所が少なく、スケルトン物件でも坪単価を抑えることが可能です。

1-2.居抜き物件の費用相場

居抜き物件とは、以前入っていたテナントが使用していた設備や什器、家具などが残ったままになっている物件です。

残っている内装や設備をそのまま利用することができれば大幅に費用を抑えることができるため、坪単価相場は約25~45万円程となります。

しかし、業種が違う居抜き物件は撤去費用が必要になったり、間取りを大きく変更する場合はその分費用が高額になるため、居抜き物件を選ぶ場合は間取りに問題ないかなど慎重に検討する必要があるでしょう。

居抜き物件の内装工事坪単価に大きく影響する「設備工事」

店舗の内装工事は、以下のような工事を行います。

天井仕上げ工事天井下地に石膏ボードを直貼りし、その上に天井の仕上げを施す工事
壁張り工事壁の下地にクロスやタイルなどを貼り付ける工事
間仕切り工事店舗の室内を仕切る壁を設置する工事
床仕上げ工事フローリング・タイル・クッションフロア・カーペットなどの床仕上げ材を張る工事
畳張り工事和食店など畳が必要な店舗に畳を設置したり古い畳の張り替えを行う工事
ふすま工事ふすまの交換やふすま紙の張り替えを行う工事
家具工事工場で作られた家具の搬入・組立・設置をする工事
防音工事店舗周辺の騒音レベルの調査を行い、周辺の規制基準を基にして対策目標値の設定を行い防音を施す工事

一般的な住宅などに行う内装工事は上記のような内容で、店舗内装工事の場合はさらに次のような設備工事も必要です。

電気工事コンセント・スイッチ・照明の取り付け・配線工事や、電圧変更の幹線引き換えを行う工事
水道工事水道管の設置工事
ガス工事ガスの配管設置や、配管の延伸工事
空調工事空調設備と室外機の設置工事
給排気工事排煙設備などのキッチンや室内換気のための工事

居抜き物件の場合はどれだけ電気や水道などの設備が残っているかで、設備工事の金額が大幅に変わります。そのため、居抜き物件を選ぶ際に足りない設備についてどのくらいの設備工事費用がかかるのか把握をしないと内装工事にかかる費用の金額を見積もることができません。 設備工事費用の相場については、「4.内装工事の設備工事費用相場」で詳しく説明していますので、居抜き物件を考えている場合は金額目安を確認しておきましょう。

2.業種別の内装工事費用の坪単価相場

冒頭で説明した通り、業種ごとに坪単価の相場は異なります。なぜなら、必要な設備が大きく異なるからです。

ここでは、代表的な3業種の内装工事の坪単価相場を説明します。

  • 飲食店
  • 美容室・エステサロン
  • アパレルショップなどの物販

それぞれの内装工事費用の違いを確認し、自分のオープンしたい店舗の業種にはどの程度の費用がかかるのかを確認してみましょう。

2-1.飲食店

 スケルトン物件(坪)居抜き物件(坪)
カフェ相場:40万~60万円
60万〜90万円
例:20坪の場合
800万~1,200万円

1,200万〜1,800万円
相場:30万~50万円
45万~75万円
例:20坪の場合
600万~1,000万円

900万〜1,500万円
レストラン相場:50万~70万円
75万〜105万円
例:20坪の場合
1,000万~1,400万円

1,500万〜2,100万円
相場:30万~50万円
45万〜75万円
例:20坪の場合
600万~1,000万円

900万〜1,500万円
焼肉店相場:60万~80万円
78万〜104万円
例:20坪の場合
1,200万~1,600万円

1,560万〜2,080万円
相場:40万~60万円
52万〜78万円
例:20坪の場合
800万~1,200万円

1,040万〜1,560万円
和食店相場:60万~80万円
78万〜104万円
例:20坪の場合
1,200万~1,600万円

1,560万〜2,080万円
相場:30万~60万円
40万〜78万円
例:20坪の場合
600万~1,200万円

800万〜1,560万円

飲食店でも、どのようなものを提供している店舗なのかによって必要な設備などが異なるため、坪単価にも違いがあります。

因みに、これまで170店舗以上の店舗デザインをサポートしてきたわかったことがあります。15坪以下になると坪単価割れがおこります。坪単価割れとは、坪数が1坪に対しての単価が高くなるということです。

狭小店舗を作る場合は注意が必要です。

カフェ

カフェはドリンクがメインとなるため必要な厨房機器が少ない分、ガス・水道工事などにかかる費用が下がるので、坪単価は低い傾向があります。

しかし、軽飲食とはいえ、厨房エリアの防水工事や設備工事にかかる費用は他の業種より高くなります。

レストラン

レストランは厨房機器の設置や、ガス・水道設備工事に費用がかかりますが、居抜き物件の設備を上手く活用できれば坪単価を下げることが可能です。

これまでの傾向から厨房に関する工事費用ボリュームが大きくなり、お客さんが過ごすフロアに工事予算をまわせない人が多いようです。

大前提ですが、飲食店は厨房を造る工事が全体の工事金額を高くします。他の業種よりも工事費用がかかると考えていましょう。

焼肉店

焼肉店の場合は煙が出るため給排気設備と空調設備に費用がかかるため、坪単価も高めです。

空調工事に費用がかかりますが、この工事にお金をかけないとお客さんの居心地に影響が出ます。これまで多くの焼肉屋にきました。換気設備が機能していないことで煙や匂いが流れていない不快なお店には、お肉が美味しかったとしても次回は別のお店にいきます。

美味しいお店はたくさんあります。なので、あなたのお店に行きたくない理由を自ら作るべきではないのです。

和食店

和食店は和の雰囲気を出すためにインテリアや床材にこだわることが多いため、坪単価の相場も高めとなっています。

具体的には、和の造りや素材は自然素材が多く使われています。量産品を多用してコストをおさられないので高くなりやすいです。

2-2.美容室・エステサロン

 スケルトン物件(坪)居抜き物件(坪)
美容室・エステサロン相場:40万~70万円
60万〜90万
例:20坪の場合
700万~1,400万円

1,200万〜1,800万円
相場:25万~40万円
37.5万〜60万円
例:20坪の場合
500万~800万円

750万〜1,200万円

美容院やエステサロンは必要な設備が多く、スケルトン物件の場合は各席や個室にコンセントを設置したりシャンプー台のために十分な水圧を確保するといった作業が必要となるため、やや坪単価は高額な傾向があります。

そのため、居抜き物件でそれらの設備が残っていれば、設備工事費用を抑えることができます。

2-3.アパレルショップなどの物販

 スケルトン物件(坪)居抜き物件(坪)
物販相場:30万~40万円
45万〜60万円
例:20坪の場合
600万~800万円

900万〜1,200万円
相場:25万~30万円

例:20坪の場合
500万~600万円

アパレルショップや雑貨店などの物販系の店舗の場合は、特別な設備工事が必要ないため坪単価相場は低めですが、センスの良さを演出するためのインテリアなどにこだわれば、その分費用は高額になります。 従業員しか立ち入らない部分には単価の安い素材を使用したり、スケルトン物件であればコンクリート打ちっぱなしの状態を活かした内装にすることで、費用を抑えられるでしょう。

3.内装工事の設備工事の費用相場

前述した通り、抜き物件の場合は設備が残されていることが多く、内装工事でどのような設備工事が必要かによって費用が大きく変わります。物件により行わなくてはならない工事は違うため、居抜き物件を探す際にどこを工事しなければならないかのチェックが必要です。

設備工事には以下のような工種があります。

  • 電気工事
  • ガス工事
  • 水道工事
  • 給排気工事
  • 空調工事

それぞれにどの程度の費用が必要になるのか、目安として相場価格を覚えておきましょう。

3-1.電気工事

コンセント・スイッチ・照明のための配線や取り付けは電気工事が必要となります。

また、業務用機器などは一般的な100Vではなく200Vの電圧が必要になることも。そのような場合には幹線の引き換え工事が必要となり、その分の費用が必要です。

電気工事の相場は80万~120万円程度と考えておきましょう。

3-2.ガス工事

飲食店や美容室であれば、給湯や調理にガスが必要です。物販であってもスタッフルームに給湯設備をつける場合はガスを利用することになります。

ガス工事の相場は20万~60万円程度ですが、居抜き物件の配管延伸程度であれば10万円程度で工事することが可能です。

3-3.水道工事

水道は、どんな店舗であってもトイレや水道を使うため必要となる設備工事です。水回りが点在するほど、水道工事の規模が大きくなるため費用は高くなります。

特に飲食店は油脂や食べ物くずを収集するグリストラップの設置が義務付けられており、美容室はシャンプー台のために水道管の大きさや水圧を確保しなければならず、その分費用がかかります。

スケルトン物件の場合は水道工事も1から行う必要があるため、飲食店の場合は60万~120万円程度が相場です。

居抜き物件の場合は部分的な修繕や高圧洗浄のみであれば、10万~15万円程度で済むこともあります。

3-4.給排気工事

店内の換気のためには給排気工事が必要です。特に飲食店の場合は厨房の換気が必要となり、特に前述した通り焼肉店のように各席に排煙設備が必要な場合は費用が高くなります。

どの程度の給排気設備を設置するかによって費用に差が出ますが、一般的な相場は美容室なら20万~25万円程度、飲食店なら80万~100万円程度です。

居抜き物件で給排気設備が整っている場合は、工事の必要はありません。

3-5.空調工事

空調工事は室外機の設置場所や空調設備の種類によって費用が変わります。

  • クレーンで高い場所に吊り上げて室外機を設置する
  • 室外機と空調設備が離れている
  • 天井吊型の業務用エアコンを導入

上記のような場合には、空調工事の費用も高くなりやすいでしょう。

天井吊型のエアコンは8馬力や10馬力といったパワフルなものがあるため、広い店舗にはおすすめですが設置費用が高くなります。

一般的な空調工事の相場は50万~100万円程ですが、居抜き物件で空調設備があれば点検や部分的な修理のみで対応できることもあり、そのような場合は10万~20万円程度で済みます。

4.内装工事費用の予算の決め方2STEP

ここまで、内装工事の費用相場について説明をしてきましたが、これらの相場を参考にして内装工事の予算を決めてみましょう。内装工事の予算を決める方法は、以下を参考にしてください。

  1. 内装工事から店舗オープンまでにかかる費用を把握する
  2. 費用の調整して内装工事費用の予算を決定する

では、それぞれのSTEPについて説明していきます。

STEP1.内装工事から店舗オープンまでにかかる費用を把握する

予算を建てるためには、まずはじめに内装工事から店舗オープンまでにどの程度の費用がかかるのかを把握する必要があります。内装工事の費用だけで考えると、他にかかる費用が足りないといった自体に陥ってしまう可能性があるため、始めに全体の金額を知っておくことが大切なのです。

把握しておく費用は以下の通り。

  • 設計デザイン料
  • 内装工事費
  • 機器・備品の購入費

内装工事費については、上記で説明している相場を参考にしてください。

店舗にどのような機器や什器が必要かをリストアップし、カタログやWEBで価格を調べ、設置・工事費用がかかるかも調べておきましょう。同時に、レジスターや事務用品、食器類などの備品もリストアップして価格を調べておくと、あとから予算が足りなくなる心配がありません。

これらの金額を併せたものが、内装工事から店舗オープンまでに必要な費用です。

STEP2.費用の調整して内装工事費用の予算を決定する

店舗のオープンまでに出せる上限金額とSTEP1で出したすべての費用を比べて、問題なく費用が用意できそうかを確認しましょう。もし、出せる金額がSTEP1で出した金額よりも少ないのであれば、内装工事費用か機器や備品の購入費用などで調整しなければなりません。

必要な費用の調整ができたら、店舗オープンまでに出せる上限金額から機器類や備品の費用を引いて内装工事費用の予算を決定しましょう。

もし予算が足りないと感じる場合は「5.内装工事費用を抑えるためのポイント」を参考に、コストダウンできるところがないか検討してみましょう。

機器類でコストダウンするには?

厨房機器やシャンプー台などの専門機器を中古で揃えることで、機器の購入費用を抑えることができます。ただし、購入してすぐに故障してしまっては自費で修理をしたり買い替えなくてはならなくなってしまうため、

・動作確認が行われているか
・保証期間はあるのか

を確認しましょう。
保証期間は6ヶ月以上あると安心です。 また、新品で購入する場合も、冷蔵庫などは型落ちしたタイプなら安く購入できますので、中古と併せてチェックしておきましょう。

【注意!】予算の80%程度の金額で見積もり依頼をする

見積もりを依頼する際に伝える金額は内装工事に出せる上限金額を伝えるのではなく、上限金額の85%程度の金額を提示しましょう 例えば、内装工事に出せる上限金額が1,000万円であれば、800万円で見積もりを出してもらうということです。残り15%の金額は打ち合わせでの調整や、トラブルで費用がかかってしまった場合に対応できるように残しておいてください。

5.内装工事費用を抑えるためのポイント

内装工事費用を抑えるためのポイントは以下の3つです。

  • 居抜き物件の活用(以前使われていた業種と同じ業種であること)
  • 目立たない箇所に価格が安い素材を使用
  • 壁の作る範囲を少なくする

内装工事費用が足りないと感じる場合や、費用を少しでも抑えたい場合に参考にしてみてください。

5-1.居抜き物件の活用

「1-2.居抜き物件の費用相場」でもお伝えした通り、オープンしようと考えている店と同じ業種のテナントが入っていた居抜き物件を活用することで、残されている設備が利用できれば、その分大きく費用を抑えることができます。

ただし、同じ飲食店であってもカフェをレストランにするのであれば厨房機器が追加で必要になり、内装も造り変える必要があるため、レストランなら元レストランだった物件といったように、可能な限り造りたい内装に近い業種の居抜き物件を選ぶことがもっとも費用を抑えることに繋がります。

元のレイアウトから大きく変更することがなければ大がかりな設備工事は必要なくなるため、飲食店なら厨房や客席のレイアウトを、美容室ならシャンプー台の位置やカット台のレイアウトやコンセントの位置を確認しましょう。

居抜き物件のチェックポイント

業務用の空調やボイラーなどの高額な機器がある居抜き物件は、必ずそれらの機器が使用できる状態なのかをチェックしましょう。 せっかく高額な設備が揃っていると思って契約したのに、故障していたのでは買い替えなくてはなりません。 「使えると思ったのに、買い替えが必要になった」ということにならないように、問題なく使用できるのか、耐用年数はどのくらいなのかを確認しましょう。

5-2.目立たない箇所に価格が安い素材を使用

内装工事にどんな素材を使用するかによって、費用は大きく変わります。

例えば、床の素材1㎡あたりの費用は以下の通りです。

クッションフロア2,700円 3,200円~
塩ビタイル4,500円 4,700円~
磁器タイル6,000円 9,000円~
タイルカーペット6,000円~
フローリング8,000円~

このように、いちばん安いクッションフロアとフローリングでは、価格に4倍もの差があるのです。しかし、安い素材を使用すればその分費用は下がりますが、内装自体も安っぽさがでてしまいます。

お客様の目に付きやすい場所の素材にはこだわり、目立たない場所にはランクを下げた素材を使用することで内装工事費用を抑えることができるので、予算に合わせた素材選びをしましょう。
ただし、材料の強度の問題もあるので専門家に相談して素材を選びましょう。

6.まとめ

内装工事費用の坪単価相場は30万~50万円です。しかし、内装工事の坪単価は10万~数百万円と価格に開きがあり、以下のような要因によって価格が変動します。

  • 物件の種類がスケルトン物件か、居抜き物件か
  • オープンする店はなんの業種か
  • 居抜き物件の場合どのような設備工事が必要か

それぞれの要因と、種類別の相場を一覧にまとめたのが以下の表です。

※この記事は2023年にリライトしています。コロナの影響・輸送コストの増加・雇用に関する影響などを受け工事コストが大きく上がっている為です。

要因種類一般的な相場
物件の種類スケルトン物件坪単価40万 53万〜60万 86万
居抜き物件坪単価25万 35.8万〜45万 60万
※業種に関係なく物件に種類だけで計算しているのであまり当てにならなです。
要因種類一般的な相場
業種飲食店スケルトン:坪単価40万 55万~80万 100万円
居抜き:坪単価30万 45万~60万 90万円
※飲食店の種類によって相場が異なる
美容室・エステサロンスケルトン:坪単価40万 60万~70万 100万円
居抜き:坪単価25万 37.5万~40万 60万円
物販スケルトン:坪単価30万 45万~40万 60万円
居抜き:坪単価25万~30万円
※各業種ごとで記載していますので目安として使いやすいです。
要因種類一般的な相場
設備工事電気工事80万〜120万
ガス工事20万〜60万
水道工事60万〜120万(飲食店、美容室)
※業種に関係なく物件に種類だけで計算しているのであまり当てにならなです。

物件の種類だけを見ても相場が2倍も違い、費用に大きく影響することがわかります。

内装工事を計画する場合はまず予算決めをしなければならないため、

  • 内装工事から店舗オープンまでにかかる費用を把握する
  • 費用の調整して内装工事費用の予算を決定する

このような手順で予算決めを行いましょう。

もし費用を調べた際に予算が足りないと感じる場合や、費用を少しでも抑えたい場合は以下の方法を試してみてください。

  • 居抜き物件の活用
  • 目立たない箇所に価格が安い素材を使用

本記事の情報を、内装工事の計画をたてる際にぜひ活用してみてください。

注意:この記事で解説しているのは工事費用の目安を知るためのものです。選ぶ物件ごとに条件が違います。工事費用や坪単価は自分一人で安易に決めないようにしましょう。

工事費用を安く計画してしまい、思い描いていた様なお店を開けなかった。そんなことがない様に、計画を進める前にやるべきことがあります。

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