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2023年9月9日 by Yamada Shingo

ホーム » Blog » お店を開くには?開店準備に必要な期間と作業

お店を開くには?開店準備に必要な期間と作業

お店を開くにはどうすればいいんだー!

いつかは自分のお店を開きたいと思いを抱きながら仕事をしてきた人にとって、開店のタイミングが訪れるのは、エキサイティングなものですよね。

ただ問題は、どのように開店準備を進めればよいかということではないでしょうか。現在の仕事を続けながら限られた時間で準備を進める。これはとても大変です。そのため、開店までに必要な準備期間を把握し、そこから逆算して何をするのかを決めましょう。そうすることで、情報を整理しやすくなるとともに、必要な作業を効率よく進められるようになるでしょう。

本記事では、お店を開く手順について、時系列でご紹介します。

目次

  • 1 事業戦略・事業計画(6~8か月前)
    • 1.1 コンセプトの決定
    • 1.2 顧客設定(ターゲット&ブランドパートナー)
    • 1.3 事業戦略の作成
    • 1.4 事業計画書の作成
  • 2 物件を探す&確定する(3~6か月前)
    • 2.1 ①「お店を開くためのベース」を参考にしながら、
    • 2.2 ②不動産ポータルサイトなどを使って①の条件に近い物件を探す
    • 2.3 ③候補が出てきたら、実際にその物件のある場所を訪れ、立地や人の流れといった点を確認する
    • 2.4 ④気に入った物件を見つけた、または数ある候補の中から選んだら、その物件を所有している不動産会社に申し込み審査結果を待つ。
    • 2.5 ⑤審査に通ったら、賃貸契約書を交わす
  • 3 融資の申し込みを始める(4か月前):自己資金のみの場合は4へ
  • 4 店舗をつくる(3~4か月前)
    • 4.1 設計デザイン
    • 4.2 見積り
    • 4.3 工事
  • 5 集客&運営(1.5~2か月前)
  • 6 まとめ

事業戦略・事業計画(6~8か月前)

お店を開くために最初にすることは、お店の土台となる部分を決めることです。

具体的には、以下の作業があります。

  • コンセプトの決定
  • 顧客設定(ターゲット&ブランドパートナー)
  • 事業戦略の作成
  • 事業計画書の作成

コンセプトの決定

コンセプトとは、お店の特徴や強みなどを言語化したものをいいます。例えば、「綺麗な夜景を見ながら彼女を喜ばせるレストラン」というふうに、その言葉を聞いただけでどのようなお店なのかをイメージしてもらうのが、コンセプトの役割です。またコンセプトは、内装のデザインや提供するメニューなど、お店の方向性を決める軸でもあります。このことから、コンセプトはお店を開くと決めた時点で考えましょう。

コンセプトの作成方法については、別記事で詳しく説明しているので、そちらを参考にしてください。

参考:店舗のコンセプトを決める正しい方法と知識

顧客設定(ターゲット&ブランドパートナー)

顧客設定とは簡単に言うと、「ファンになってくれそうな人」を決めることです。なぜ早い段階で顧客設定をするか。それは、お客さん抜きでお店の詳細を決めることはできないからです。

お店は、お客さんに満足してもらう場です。そして、お客さんが喜ぶようなサービスを提供することが求められます。

お客さんの存在を無視して「流行りだから」「自分が好きだから」という理由でお店をデザインしてしまうと、来てほしいお客さんに振り向いてもらえないお店になるおそれがあります。

お店に来てもらいたい人(ターゲット)は誰かを決めることで、「誰のためのお店か」が明確になります。そうすると、「お客さんが喜ぶような内装は?」「お客さんが喜ぶメニューはなんだろう?」というふうに、お客さん目線で捉えられるようになるでしょう。←これが中々難しい。

この「お客さん」については、「リピーターとしてお店の成長を支えてくれる人」まで考えるのが理想です。

顧客設定には、ペルソナなどの方法があります。詳しい設定方法については、こちらの記事を参考にしてください。

参考:小さなお店の個人ブランディング

事業戦略の作成

事業戦略とは、設定したゴールを実現するための施策のことです。お店のゴールを実現する手段を決めることで、行動しやすくなりますし、事業計画もスムーズにいくでしょう。

事業戦略で最初にすることは、ゴールの設定です。どの市場に参入して、どのようなお店に成長させたいかを明確にしたら、市場のニーズやライバル、お店の強みなどを分析して現状を把握し、方向性を決めます。

事業計画書の作成

これから事業をするにあたり、必ずといってよいほど作成するのが、事業計画書です。事業計画書とは、いわゆる「お店の未来図」のことで、周囲の人や融資先などに事業内容や将来のビジョンを説明するとともに、開業準備を進めるうえでガイド的な役割を果たします。

事業計画書に盛り込む主な項目には、以下のものがあります。

  • お店を開く動機
  • オーナーの略歴
  • 事業内容
  • 開業に必要な資金と資金調達方法
  • 借入状況
  • 従業員

必要な情報を集めできるだけ具体的に書くことが、事業計画書を作成するポイントです。事業計画書は重要な書類となりますので、時間をかけてていねいに作成するよう心がけましょう。

物件を探す&確定する(3~6か月前)

お店を開くためのベース(コンセプトや事業計画の作成など)ができあがったら、次は物件探しに入ります。

物件探しを早い段階でするのは、

  • 「これだ!」と思えるような物件に出会うまでに時間がかかる可能性がある
  • 早く決めることによって予算やデザインを決めやすい

というのが理由です。

物件は、コンセプトを具現化しお客さんにサービスを提供する場という重要な役割を担っています。時間がないからと慌てて決めて後悔することを避けるためにも、早めに行動することをおすすめします。

物件を決める手順は、以下を参考にしてください。

①「お店を開くためのベース」を参考にしながら、

  • 立地
  • 周辺環境
  • 周辺の雰囲気
  • 全面道路の広さ
  • 窓の方角(北、東、南、西など)
  • 広さ
  • 形
  • 天井の高さ
  • 間口の形状
  • 間口の大きさ
  • 外観の工事範囲
  • 建物のつくり
  • 設備位置
  • 隣接の排気・匂い
  • 家賃
  • 契約内容
  • 契約期間
  • 家賃発生日
  • フリーレントの有無

をなんとなく決めましょう。

なんとなくって…

そう思いました?

店舗物件を探すときに希望通りの物件を探そうと躍起になっている人もいますが、希望通りの物件はほぼ見つかりません。

物件一つ一つに個性があり、その個性をどうやって生かすかを考えた方が物件を決めやすいです。

②不動産ポータルサイトなどを使って①の条件に近い物件を探す

よくいただく質問ですが、店舗物件はどうやって探せばいいですか?というご質問にお答えします。

住居を探すときにも使っているアットホームを使いましょう。

『いい物件はアットホームに掲載されていない』という人もいますが、そうでもないです。希少物件が出てくるのを待ち、表に出ないような情報を手に入れても、希少だからこそ家賃が高かったり面積が小さかったり、駅から近いなどの条件がいいだけで物件自体はさほどよくないケースもよくある話です。

そんな希少物件を探し続けることよりも、アットホームや店舗物件を載せている専門業社さんのサイトを見るのが早いです。

一部ご紹介します。

  • at home
  • Holmes
  • テンポスマート
  • 居抜き店舗.com

③候補が出てきたら、実際にその物件のある場所を訪れ、立地や人の流れといった点を確認する

これがものすごく重要です。周辺で見つから物件の賃料よりもなぜか安い物件が必ずあります。もちろん、なにかしら問題のある物件であることは間違いなのですが、僕ら専門家からするとお宝物件であることが多いです。

なぜなら、主要道路に面していないだけで安かったり、住宅街にあるから集客が難しいだろうと大家さんが考えて安くしている物件もあるからです。

出店するお店のコンセプトと一貫性のある世界観を構築できるのであれば、主要道路に面していなくても、路面店でなくても、駅から多少遠くても、人によってはいい物件かもしれません。

必ず現地を確認して立地や人の流れを確認してみましょう!

④気に入った物件を見つけた、または数ある候補の中から選んだら、その物件を所有している不動産会社に申し込み審査結果を待つ。

申し込みをすれば必ず借りられるわけではありません。保証会社の審査がたいていあります。厳しい物件では、大家さんの審査もあります。

審査を通過したのちに初めて物件を借りる方向性で準備を進められます。

⑤審査に通ったら、賃貸契約書を交わす

審査に通った後は空家賃との勝負です。契約日を決めて、契約して、家賃が発生します。そのため、無駄な家賃の支払いをなくしながら出店準備を進められるかがとても重要になります。

融資の申し込みを始める(4か月前):自己資金のみの場合は4へ

物件が決まり、開業の4か月ほど前になったら、融資の申し込み準備を始めます。もし、自己資金でカバーできるという場合は、ここを読み飛ばして次の4章にお進みください。

資金調達には、自分で準備する他に以下の方法があります。

  1. 新創業融資制度(日本政策金融公庫)
  2. 各信用金庫の制度融資
  3. クラウドファンディング
  4. 地方自治体の助成金制度
  5. 身内からの借金

など。

必要な金額や期限、返済の目安などを考慮し、一番条件にあった方法を選ぶと良いでしょう。選択に迷ったら、①をおすすめします。①には、融資のハードルが他の金融機関よりも低く、返済期間を長期に設定しやすいといったメリットがあります。

店舗をつくる(3~4か月前)

融資の申込みと並行して、店舗づくりに着手しましょう。

店舗づくりのポイントは、

  • 設計デザイン
  • 見積り
  • 工事

の3つです。

設計デザイン

設計デザインとは、内装と外装の両方を設計・デザインすることです。

デザインする際は、お店のコンセプトの具現化を考慮するとともに、必ず「狙ったターゲット層のお客さんに注意を向けてもらえるか」という視点も忘れないように。

コア・コンセプトに密接に関係してくるので、やはりコア・コンセプトが重要。

設計デザインで大切なのは、「思い描いているイメージを、できるだけ正確にデザイン担当者に伝えられるか」という点です。イメージに近い画像や色、素材などを使って内装のコラージュを作成し、相手とのギャップを小さくするなどの工夫が必要になるでしょう。また、担当者にコンセプトやお客さん像を伝えて、デザインに必要な情報を共有することも大切です。

設計デザインのアイデアのまとめ方などについては、こちらの無料レポートに詳しく書いてありますので、参考にしてください。

⇒無料レポート

見積り

内装と外装のデザインがある程度まとまったら、予算を決めます。仕上がりの良さを優先するなら、余裕を持って予算配分することをおすすめします。

予算を決めたら、工事を依頼する業者に見積りを作成してもらいましょう。契約後に「こんなはずではなかった」ということを避けるためにも、見積もりの時点で、工事の内容や追加工事が発生した場合の料金などについて、細かく決めておきます。

工事

設計デザインと見積りを検討し、最終的に依頼先を決定します。デザインの仕上がりは、どこに依頼するかによって左右されてしまうので、ここは慎重に選びたいところです。

  • こちらの要望に耳を傾けてくれる
  • 希望するデザインに強みを持っている
  • 常にスムーズなやり取りができる

というふうに判断基準をいくつか持ち、総合的に評価してから選びましょう。

依頼先を決めたら、業者と契約を交わします。この時に、工事費用を一部支払う可能性がありますので、必要な金額を用意しておきましょう。工事はほぼ業者が行いますが、依頼主は進捗状況(スケジュール通りに進んでいるかどうか)と、仕上がりの確認を忘れないようにしましょう。

集客&運営(1.5~2か月前)

開店前の準備として最後にしておきたいのが、

  • SNSの開設
  • 宣伝
  • 求人

です。

どんなに良い店舗を作ったとしても、誰もその存在を知らなければ、お店に来てもらえません。また、最初から一人で切り盛りするという場合は別ですが、接客スタッフがいなければ、来店したお客様に対して満足の行くサービスを提供することが難しくなるでしょう。

集客の手段としてTwitterやInstagramなどのSNSを使い、お店の情報をどんどん投稿しましょう。SNSは、フォローを増やしたり、コメントにリプライしたりするなど育つまでに時間がかかりますが、少しずつファンを増やしていくことをイメージしながら、アカウントを育てていくことがポイントです。

その一方で、ウェブ広告やチラシを使い積極的にお店の存在を周知させていきましょう。広告は費用がかかりますが、SNSと異なり集客までのプロセスがスピーディーです。

求人を出して雇ったスタッフに対しては、オープンまでに接客などのルールを教える必要があります。スムーズなスタッフ教育ができるように、マニュアルなどを用意しておきましょう。

まとめ

お店の開店準備について、時系列でご紹介しました。

スムーズにお店を開くには、以下のステップで準備を進めると、忙しい中でも行動しやすくなるでしょう。

  1. 事業戦略・事業計画(6~8か月前)
  2. 物件を探す&確定する(3~6か月前)
  3. 融資の申し込みを始める(4か月前):自己資金のみの場合は4へ
  4. 店舗をつくる(3~4か月前)
  5. 集客 & 運営(1.5~2か月前)

お店づくりで一番大事なのは、最初のステップです。

コンセプトやお店のゴール、来てほしいお客さんを具体的に決めることで、後に続く作業で迷うことが少なくなります。準備をしっかりと行い、理想のお店を無事にオープンしましょう。

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