小さい飲食店のデザインの工夫!流動客が惹きつけられる狭小店舗デザインの仕方を徹底解説

小さな店舗には、「狭い空間だからこそできるデザイン」が存在します。 

例えば、家具に高低差をつけて広さを演出。 

また、色味を組み合わせて広さを演出するデザインなどが挙げられます。 

その中でも、小さい店舗のデザインで最も大切なのは、自店のコンセプトをまとめること。そして、そのコンセプトが顧客にしっかりと伝わっているかです。 

しかし、コンセプトを伝えようとすればするほど、店舗の面積が小さいことで「思っていた以上に特徴を出せない」「詰め込みすぎて圧迫感が出てしまう」などで悩んでいる方も多いと思います。 

そこで、この記事では以下の内容を詳しく解説していきます。 

  • 入り口のデザイン 
  • 圧迫感を出さない方法
  • インテリアと色味 
  • 鏡を使ったデザイン

この記事を読むことで、小さい店舗に欠かせないデザインの基本と、小さい店舗だからこそできるデザインを知ることができます。 

1.デザインの基本は入口から 

看板などのお店の入り口は、お店にとって「顔」になるため重要なデザインです。 

また、店舗の外観に関するデザインは、店舗自体のターゲット設定やコンセプト設定に 大きな影響をもたらします。 

そのため、目的客と呼ばれる「このお店だからいい!」という顧客をターゲットとする店舗と、流動客と呼ばれる「たまたま見つけたから入ってみた」という顧客をターゲットとする店舗では、外観の作り方から看板の出し方が変わっていきます。 

今回は、飲食店をテーマに流動客の入りやすくする「小さい店舗の入り口デザイン」を解説します。 

1-1.流動客を引き寄せる入り口デザインとは (飲食店の場合)

流動客は、基本的に飲食店で多い傾向があります。 

そのため、自分のお店に「入りやすい!」「入りたい!」と思ってくれるようにするには、以下の特徴が必要です。 

  1. お店の様子が外から確認できる 
  2. 明るくて清潔なエントランス 
  3. お店の情報が掲載されている 
  4. メニューや商品の写真や料金が掲載されている 

など、主に4つの特徴が挙げられます。 

1-1-1.お店の様子が外から確認できる 

お店の雰囲気などが外から確認できるだけでも、通りがかった顧客の意識をお店に集中させることができます。 

例えば、ドアの一部分をガラスにしたり、店内が見える大きな窓を設置するなどのデザインが挙げられます。 

このような、つい目がいき、中を覗いてしまうデザインにすることで、自店に寄るつもりが無かった流動客へ、入店するキッカケとアプローチを与えることが可能なのです。 

Point

流動客は、そもそもあなたのお店を認知していない顧客と、認知してるもののお店に行くことをためらっている顧客がいます。どちらの場合の事も踏まえた対策をお店の外観デザインで取り入れる様にしましょう。

1-1-2.明るくて清潔なエントラン

また、店舗の入口や外観を清潔に保つことが大切です。 

顧客に清潔感やお店の雰囲気を伝えることで、心理的ハードルを下げ、気軽に寄ることができる雰囲気を与えることが重要です。 

清潔感があるだけでも、「このお店、雰囲気が良さそうだな」と、顧客が連想してくれます。そのため、「流動客を取り込みたい!」と思っている場合は、ガラス張りの窓など店内が外からでも見える外観デザインに最大限注力することが大切です。 

注意点

ガラス張りの窓を大きくすると、店内がよく見える様になります。その為、お店に入ることへの心理的な不安は軽減されます。しかし、「リラックス・癒し・くつろぎ」など、ほっこりしたい人や、ゆっくり過ごしたい人の気持ち満足させる事はできません。あなたのお店を利用する人は、どんな顧客なのか具体化しておきましょう。

入り口に気を使うことで、ネットから検索した顧客がきても「ネットのイメージ」「事前に得た情報のイメージ」を阻害しないということが可能です。 

なるべく、ホームページから伺える入り口イメージと、地図を見ながらお店を探している場合でもパッと見つけやすい外観にすることがオススメです。 

1-1-3.お店の情報が掲載されている

さらに、お店の情報の開示も大切になります。 

お店の入り口に「どんな料理を提供しているのか(品物名)」や「料理の価格帯」を顧客がイメージしやすいデザインや看板の設置。 

このように、通行人も一瞬で理解できるコンセプトの提示をするだけでも、顧客に「こんなお店なんだ」「いまちょうど、こういうのを求めていた」と自然と足が向くようになっていきます。 

Point

看板の設置が重要だと聞いて袖看板やメイン看板に力を入れるお店も多いですが、道を歩いている人は、見やすい高さに分かりやすい料金表とイメージしやすい写真を見たいのです。顧客目線でわかりやすく情報を提示するにはどうすればいいのか考えましょう。

1-1-4.メニューや商品の写真や料金が掲載されている 

その他にも、オトクな情報やタイムセールなどをやっている場合は、全面に押し出していくことで訴求力が格段とアップします。 

手書きの看板なども、「お店の雰囲気が伝わる」と主流になっているので、いろいろなパターンを試してみてもいいかもしれません。 

加えて、家具などの色味もコンセプトに合わせることで訴求力が増し、顧客に安心感とインパクトを残すことができます。 

検証Point

タイムセールやお得な情報は、どんな顧客に提供したいのでしょうか?なぜ、その顧客に提供したいのでしょうかか?目的を明確にしてお得な情報をうまく活用しましょう。

1-2.目的客のために取り入れるべき入り口のデザイン

目的客は、すでにあなたのお店を知っています。

ネットで知ったのか、掲載された雑誌情報を見たのか、理由はわかりません。しかし、あなたのお店に行く事を目的にしています。

そのような目的客に出来ることは、「初見でのワクワク感の演出」と「ストレスを感じさせない誘導」です。

1-2-1.初見でのワクワク感の演出

事前に知った情報をもとに、顧客は頭の中でプラスのイメージを膨らませます。

いい事ではありますが、ハードルがとても高くなっているのです。

お店の雰囲気を感じる最初のポイントは入り口のデザインです。そこで、入り口でしっかり心を掴む事ができるようにデザインの工夫が必要です。事前の顧客リサーチや、カスタマージャーニーを考える事が重要です。

検証Point

顧客リサーチやカスタマージャーニーの検証は、テンプレートを用いいて、第三者と一緒に意見を出し合って作りましょう。

2.広く見せることができる内装デザイン 

小さい店舗の場合、圧迫感が最大のデメリットです。 

そのため、内装の壁紙の色や床の色、照明などの細かなデザインにも気を遣う必要があります。 

狭い空間の多くは、白や暖色系を基調とした「明るさの度合いが高い色」「照明の光をはじき返してくれる色」にすることがオススメです。 

白は、膨張効果があるため、実際よりも店内を広く見せることができます。 

また、暖色系である「赤色や黄色」といった明るめな色も「膨張色」と呼ばれているため、実際よりも店舗を広く見せることができます。 

Point

一般的な情報では暖色系も膨張色です。しかし、狭小店舗を多く作ってきたロベイションでは、暖色系は進出食でもあることから、使い方を間違えると圧迫感を感じやすいデザインになると実証済みです。広さを感じさせたい時は、注意が必要です

そして、店舗を広く見せる効果がある「」と「暖色系」を合わせたパステルカラーなどは、狭いスペースを顧客に広くみせたいときに使われる代表的な配色になります。 

反対に「寒色系」である紺や緑などは、縮んでいくようなイメージを与えるため「収縮色」と言います。 

店舗全体を「白」に統一することもいいですが、それだけでは他の店舗との差別化が測りにくくなってしまいます。 

そこで、色を効果的に使うためにも「床を収縮色である寒色系の色」「壁や天井は、白色を基調とした色」にすることで、より一層、膨張色が目立たせて店舗を広く見せるデザインの仕方もできます。 

このように反対色を使って広く見せる方法は、色と色の差が大きいことで互いの個性が尊重される「明度対比」に呼ばれる現象によって起こります。 

「白と寒色系の色」だけではなく、コンセプトに合った明るさの違うものを隣り合わせることで、互いの存在感を引き立ててくれるので、さまざまな応用ができます。 

寒色系の色としては、緑色を組みこむことで顧客に安心感を提供することができます。 

そのほかにも、什器をガラス製品にすることで、最大のデメリット「大きな什器の存在感」を和らげることが可能です。 

入り口の天井を低くして、店内の天井は上げるといったやり方でも開放感を演出することができます。 

3.色合いとインテリア 

店舗の壁紙などのデザインが決まったあとは、家具やカーテンなどのインテリアを考えていきます。 

インテリアも効果的に使っていくことで、小さい店舗でも広さを感じてもらうことができます。 

前述した通り、床を寒色系・天井を暖色系にして広く見せるデザインをしている場合では、カーテンは中間色がオススメです。 

中間色とは、それぞれの色の最も色合いが高い色に、灰色を加えた柔らかみのある色のことを言います。 

白と黒の間の色である灰色は、範囲自体が広くなりますがカーテンを薄い色にしてあげることで、開放感を与えることができます。 

Point

広く感じさせたい!圧迫感を軽減したい!という願望を優先したいのであれば、カーテンも白系やライトトーンのカーテンを使う様にしましょう。

また、相互作用として店舗を広く見せてくれる白やパステルカラーによって、窓をより大きく感じさせることができるので、視覚から店舗の開放感を伝えることができます。 

カーテンの色合いにこだわる理由は、カーテンの色によって顧客が感じる圧迫感が違ってくるためです。 

壁に近い色にしたカーテンを使用することで、壁が続いてるようにも見えます。 

そうすると、カーテンを閉めていても閉塞感が少なく感じられるのです。 

また、柄のあるカーテンに変更すると、細かくて淡い色の方が大柄で濃い色より遠くにあるように見えます。 

さらに、コンセプトによって「高級感」を出したい場合は、天井から長くカーテンを吊るすことで縦のカーテンが、襞の高さを強調して広がりを感じさせてくれます。 

このように、カーテンを少し変えていくだけでも、雰囲気をガラリと変えることができます。 

4.インテリアでオススメ 鏡を使って開放感を演出 

インテリアを多くしてしまうと、圧迫感が生まれてしまうため最小限に留めておく必要があります。 

そのため、いまの時期では、消毒液などを置くテーブルは足が細く長いモノ。 

中心に家具を置く場合は、背が低いモノなどがオススメになります。 

なるべく、床面が見えるスペースを増やしていくことで、広く圧迫感がない店舗デザインになります。 

また、店舗を広く見せる際によく利用されるのは、です。 

鏡を利用することで、室内の空間や外の景色が反射されるので、視線を遠くまで広げることができます 

さらに、鏡の置き方によっては光を取り込んでくれることから、室内を適度に明るく照らしてくれます。 

鏡の置き方でも、開放感を与えることができるので「気軽にできるデザイン」としてオススメなインテリアになります。 

5.まとめ 

小さな店舗のデザインで重要なのは、「入り口の印象」と「色味」です。 

今回は、飲食店を中心にご紹介していきましたが、雑貨屋の店舗の場合でも入り口にワゴンで商品を置いてみる。 

店舗の色合いをコンセプトによってパステルカラーの可愛い色や、木の温かみを利用する方法などが挙げられます。 

狭小店舗のデザインでお悩みの方は、ぜひご紹介した情報を活用してみてください。 

また、顧客に選ばれる店舗デザイン設計を強みにしている「株式会社 ロベイション」では、個別相談も行っております。 

本記事の情報で、狭小店舗デザインにご興味を持った方は、ぜひ弊社へお気軽にご相談ください。 

皆様からのご連絡を心よりお待ちしております。 

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