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2023年2月5日 by Yamada Shingo

ホーム » Blog » レストランの外観はわかりやすさが一番!

レストランの外観はわかりやすさが一番!

これからレストランの出店を予定している新米オーナーにとって、外観のデザインを考えることは、ワクワクする作業の一つではないでしょうか。

その反面、「レイアウトがうまくいかない」「看板は目立つように大きめのものがいいのか」「食品サンプルは置いた方がいいのだろうか」など疑問が出てきて、うまくまとめられずに頭を悩ますかもしれません。

レストランの外観のデザインを考える時は、最初に“軸”を決めましょう。軸さえ決めてしまえば、そこから「どうするか」を判断できますので、外観デザインがまとまりやすくなりますよ。その軸となるのが、“わかりやすさ”です。

本記事では、“わかりやすさ”を軸とした外観のデザインを考えるコツについて、ご紹介します。

1.レストランの外観のわかりやすさとは?

店舗外観の主な役割は、お客さんに何のお店かを伝えて入店を促すことです。

例えば、初めてのお客さんでも、

「このレストランは、イタリア料理のお店だ」

とすぐに理解してくれるような外観は、わかりやすい外観と言えるでしょう。

しかし、“わかりやすさ”はそれだけではありません。

どんなお店なのかを理解したうえで「自分が探していたお店だ!」と感じてもらう必要があります。

例えば、和食を食べたい人が、あなたのレストランの外観を見て、

「ここはイタリア料理のお店だ」

と理解したとしても、入店まではいかないでしょう。

また、イタリア料理を食べたい人が、

「ここは、イタリア料理のレストランだ」

と理解した場合も、同じです。

どんな料理を出してくれるのか、料金はいくらなのか、店内はどんな雰囲気なのかといった疑問が解消されるまでは、入店を思いとどまる可能性は高いと考えられます。

つまり、外観がその役割を果たすには、どのようなお店なのかを伝えるだけでなく、もう一歩踏み込んで「誰向けのお店なのかを伝える」ことも必要です。

1-1.“わかりやすさ”を明確にするには?

外観のわかりやすさは、基本的に5W1Hをベースに具体化します。

5W1Hとは、

  • What(何を)
  • Why(なぜ)
  • When(いつ)
  • Where(どこで)
  • Who(誰に)
  • How(どのように)

のことで、お店のコンセプトや方向性を決める時に利用されるフレームワークです。

1-1-1.5W1Hをベースに情報を整理したレストランの一例

  • What:少しでも健康に気をつけたい方が、体にいい無農薬・無添加食品を継続して食べられるように、気軽に食べられるイタリアン料理を提供
  • Why:素朴な味わいの無農薬・無添加食品は、健康に良いと分かっていても美味しくないと感じてしまい継続して食べることができない人を助けます。
  • When:ランチ~ディナータイム
  • Where:オフィスビルが立ち並び、最寄り駅から徒歩3分ほどの立地
  • Who:健康志向が高い20~30代のOL。農薬を使わない体にいい野菜を食べたいけど、食べにくい味は苦手。美味しいことが条件としている人。
  • How:イタリアで修業を積んだ経験をいかして、日本の無農薬・無添加食品の良さを引き出し、本場イタリアの味を再現した手作りパスタを中心としたイタリア料理を提供

5W1Hにそってお店の情報を整理することで、お客さんが知りたいことについて答えられるとともに、「外観でどんなメッセージを伝えるか」ということも明確になるでしょう。

コンセプト作りについては「店舗のコンセプトを決める正しい方法と知識」を参考にしてください。

1-2.大切なのはメッセージを伝える“誰”を明確にすること

出店を決めた時に、真っ先に考えることはなんでしょうか?

「どんなお店を出そうかな」ということではないでしょうか。

それは悪いことではないのですが、「誰のためのお店か」ということを忘れてしまうと、独りよがりのデザインになってしまう可能性があります。

確かに、自分のこだわりや想いが詰まったお店には魅力があります。

しかし、自己満足のお店にお客さんは来てくれません。

お客さんに満足感を与えてその対価としてお金をいただくことが、お店の目的であることを忘れないようにしましょう。

そのためにも、5W1Hで情報を整理してから、誰のためのお店で、どのようなサービスを提供するのかを明らかにします。そして、その人に向けたメッセージをわかりやすく伝えることが、外観デザインの目的なのです。

2.レストランの外観で伝えるメッセージとデザインするポイント

レストランの外観とは、外から見たレストランの様子を意味します。

外観を構成しているのは、以下の要素です。

  • 外壁
  • 看板
  • 照明
  • 屋根
  • 入り口
  • 窓
  • 看板
  • のぼり
  • メニュー

など。

これらの要素に盛り込むべきメッセージは、以下の3つです。

  • お店の業態
  • お店のコンセプト
  • 料理の値段

盛り込むべきメッセージをベースに、外観を構成している要素を使ってデザインするわけですが、“わかりやすさ”を意識すると、以下のような疑問が出てくるでしょう。

  • 店内は外から見える方がいい? 見えない方がいい?
  • 食品サンプルを置いたほうがいい? 置かなくてもいい?
  • 看板は大きいものがいい? 普通のサイズでかまわない?

次の章から、これらの疑問について考えてみましょう。

3.店内は外から見える方がいい? 見えない方がいい?

わかりやすさからいうと、店内は外から見えるほうがよいでしょう。

けれども、店内を見せるかどうか決めるのは、一般的なわかりやすさではありません。

お店の方向性となじむかどうかです。

つまり、来てほしいお客さんにお店のコンセプトをわかりやすく伝えられるかどうかをもとに決めます。

例えば、出店予定のレストランは開放的な雰囲気で、通りがかった人に立ち寄ってもらえるようなお店にすると決めた場合、店内は外から見えたほうが集客につながりやすいでしょう。

反対に、隠れ家的なレストランで、静かに食事を楽しみたいカップルを対象とした場合は、外から店内が見えないような外観が無難です。この場合、集客はどうしたらいいのか悩むかもしれませんが、SNSなどを使ってお店の特徴や魅力をアピールする方法が考えられます。

このように、店内が外から見えるかどうかを決める際は、5W1Hでお店の情報を整理した後に、来てほしいお客さんはどうやってお店の存在を知るのか、そのためにどのような集客方法を展開すべきかを検討することが大切です。

4.食品サンプルを置いたほうがいい? 置かなくてもいい?

レストランの中には、お店の外に食品サンプルを置いているところがあります。

食品サンプルは、提供する料理をリアルに伝えてくれます。そのため、置いたほうがイメージしてもらいやすです。

このように、わかりやすさという点においてメリットになると考えられます。

けれども、食品サンプルの代わりに料理の写真を表示することもできます。つまり、提供している料理についてお客さんに伝えるだけなら、食品サンプルを置くべきかどうかという答えは「どちらでもよい」ということになるでしょう。

要は、「食べたい料理がこのお店にある」と、お客さんに理解してもらうことが大切です。そのうえで、「食品サンプルを置く意味はあるのか」どうかを考えてみましょう。

例えば、日本語がわからない外国人観光客をメインに集客する場合は、視覚で料理の内容を理解してもらうという点において、食品サンプルは置いた方がよいと考えられます。このように、食品サンプルありきで考えるのではなく、お店についてわかりやすく伝えるために必要かどうかという視点から判断することが大切です。

5.看板は大きいものがいい? 普通のサイズでかまわない?

お店の存在を伝えるために重要な役割を果たしているのが、看板です。

お客さんは、看板を通じてお店の名前やサービスの内容、さらにお店の雰囲気などを理解します。さらに、お店から遠く離れているお客さんに、お店の所在地を伝えるうえでも看板は役に立ちます。

5-1.大きい方がいいのか?

わかりやすさからいうと、看板は大きくした方がよいかもしれません。けれども、看板を大きくすべきかどうかはケース・バイ・ケースでしょう。

  • お客さんから看板を目に留めてもらうには、お客さんがどこから流れてくるのか。
  • どのようにお店を発見するのか。

これらを把握することが大切です。

もし、この流れを無視してしまうと、いくら大きな看板を掲げても無駄です。お客さんに気づいてもらえない可能性があります。

お客さんの視線の流れを把握したら、次に考えるのは看板の配置です。

5-1.大きさと同じぐらい重要な「配置」

これは、お客さんがやってくる方向から目につくようレイアウトすることがポイントとなるでしょう。さらに、看板を作成するには費用がかかりますが、予算からだいたいどのような看板の作成が可能かを調べます。

このように、

  • お客さんの視線の流れ
  • 看板の配置
  • 予算

を総合したうえで「わかりやすい看板」をデザインします。

その場合、大きな看板が理想であれば、看板を大きくすればいいです。普通サイズで十分であれば、特に大きくする必要はないでしょう。

ただし、「わかりやすい看板」というのはお客さんの認識の仕方に関係してくるため(お店だと認識しても自分には不要だと思えば、記憶にとどめない)、素人が「これにしよう!」と決めることは難しいかもしれません。看板のデザインは、専門家のアドバイスを参考にした方がいいでしょう。

6.まとめ

レストランの外観をデザインする際の考え方についてご紹介しました。

外観をデザインする際に重要なのは、“わかりやすさ”を軸とすることです。ただしそれは単に「視覚的に理解しやすい」というのではなく、「お店のコンセプトなどを、ターゲットとする人にわかりやすく伝えていること」を意味します。この視点から、出店するレストランの外観を考えることで、バランスの取れた外観をデザインしやすくなるでしょう。

出店するレストランの外観をデザインするには、お店の価値やターゲットとする人を明確にすることが大切です。仮に具体化できたとしても、価値の設定やターゲット層を間違えた戦略では、思うように集客することは難しいでしょう。間違った人に間違ったメッセージを伝えても、お店の価値を提供できないからです。

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Filed Under: 外観 デザイン, 店舗設計, 飲食店 関連タグ:レストラン デザイン, レストラン 外観, 飲食店 外観

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