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集客率が変わる! 店舗レイアウトのポイントとは

店舗の設計デザイン計画案

店舗のレイアウトは、店舗を経営していく上で重要な要素です。特に集客率に大きく関わり、売上を左右することになるので、慎重に検討しなければなりません。店舗のレイアウトアは一度決めてしまうと簡単に変更することはできません。そのため、後悔しないように開業時や改装時にできるだけ理想に近づけておくことが大切です。そう言われても、どのようなレイアウトが理想的なのか分からない人もいるでしょう。検討するときには、多くのことを考慮する必要があります。そこで今回は、店舗のレイアウトを考えるときのポイントについて解説します。

店舗のレイアウトを決める!2つのポイントとは

店舗のレイアウトを決める大きなポイントは2つあります。

1つ目は、客動線を長くすることです。
客動線とはお客様の動線のことであり、それが長いとお客様が店舗に滞在する時間も長くなります。そうなれば、商品の購入やサービスの利用などの機会が増えるので、店舗の運営に良い影響をもたらすことを期待できます。
そのため、できるだけ客動線が長くなるレイアウトにするのが基本です。ただし、長ければ良いというものでもありません。お客様の流れが滞りやすいレイアウトにしてしまうと、ストレスが溜まりやすく居心地の悪い店舗になってしまいます。そうなると、客足が遠のいてしまうので注意が必要です。ジグザグとスムーズに歩き回れるような客動線を考えて、ショッピングを楽しめるようにする工夫をしましょう。

2つ目のポイントは、従業員の動線に関することです。
お客様の場合とは逆に、従業員の移動時間は短くする必要があります。長いと移動に時間がかかって作業の効率が落ちてしまうからです。客動線の邪魔にならないように気を付けて、なるべく従業員の動線が短くなるレイアウトにしましょう。

ここに注目!店内の売れるスポットとは

店内の売り場で特によく売れるスポットを考慮することも、レイアウトを考える上で大切です。一般的にそのようなスポットは3つあるといわれています。

最初にお客様の目につきやすいのは、店内に入ってすぐのスポットです。
いろいろな商品を見る前なので、強いインパクトを与えやすいです。お客様の印象に残りやすく、来店中に再び訪れて手に取ってもらえることもあります。

レジ前もお客様が商品を手に取りやすいスポットの1つです。
低価格帯の商品を置いておくと、ついでに買ってもらえるケースが多くあります。並んでいるときに視界に入りやすいところに配置すると効果的です。1つ1つは大した売上ではありませんが、そのようなプラスアルファが積み重なると大きな収益につながります。

最後は、店の奥のエンド部分と呼ばれるスポットです。
一般的にエンド部分では、お客様の歩くスピードが遅くなります。そのため、季節のおすすめ商品など特に売りたいものを陳列しておくと、しっかり見てもらいやすいです。売上を伸ばすには、この3つのスポットの配置に注目することが大切です。

店舗のレイアウトを決める手順

店舗のレイアウトを決めるときは、3つのスポットを中心に決めていきましょう。それらを最大限に活用できるレイアウトにするためです。

まず入り口付近には、平台を用意するのがおすすめです。
高さは1~2メートル程度にして、販売数量や販売金額の多い商品を配置すると良いです。また、3体か4体のひな壇を連結するようにして設置すると、売り場としてのボリューム感が増します。

次はレジ付近のスポットに着目してください。
店舗の規模を考慮したり、お客様の数を予想したりしてレジの台数を決めます。レジのそばにサッカー台が必要な場合は、その数やスペースも考えてレイアウトを考える必要があります。

そして、エンド部分につながるスペースのレイアウトを決めていきましょう。
大切なのは什器を設置する場所を決めるときに通路幅に注意することです。図面上では問題ないように見えても、完成すると十分な広さがない場合もあります。狭いと圧迫感を与えることになりますし、ベビーカーや車椅子が通るときに不自由することになりかねません。それらが通りやすいように、80センチ以上の幅を目安にしましょう。

お店の種類別!レイアウトのポイントを解説

レイアウトで意識すべきポイントは、店舗の種類によって異なります。
ファッションや物販の店舗の場合は、店頭にショーケースを置くスペースを設けることがポイントです。
シーズン商品や売りたい商品がある場合は、視覚に訴えながら購買意欲を喚起することが重要だからです。
入り口付近には、店内に立ち寄りたくなるような商品を陳列しましょう。スーパーマーケットのレイアウトを考えるときは、出口に向かう通路を一方向に限定することがポイントです。これは意図通りに、お客様の進行を誘導したい場合に採用される手法です。ワンウェイコントロールと呼ばれており、お客様の利便性を優先することにもなります。逆方向に進むお客様がいないので、流れがスムーズになり商品を選びやすくなるからです。

飲食店のレイアウトにおけるポイントは、サービスしやすいようにシンプルにすることです。
メニュー用のサンプルケースを店頭に置いたり、混雑時の待合室を用意したりする必要もあります。ただし、高級料理店はサンプルケースを設置しないほうが高級感は出やすいです。想像を掻き立てたり、席に着くまでの気分を盛り上げたりする工夫をしましょう。

入り口に工夫を!入りやすいレイアウト

どの店舗でも、入り口はお客様を迎え入れる大切なスポットです。
どれだけ内部のレイアウトが緻密に計算されたものであっても、お客様が入ってこなければ意味がありません。

そのため、入りやすさを意識することは、レイアウトの検討において非常に重要であるといえます。そこでポイントになるのは、カウンセリングやコーチングの理論をレイアウトに取り入れることです。

カウンセリングやコーチングを行うときは、一般的にクライアントの真正面には座りません。人には正対すると圧迫感を受けやすくなる性質があるためです。それを店舗に置き換えて考えると、入り口に正対するようにレジカウンターがあると、お客様は入店しにくくなると考えられます。

また、カウンセリングやコーチングではクライアントに対して90度の位置に座るのが基本です。そうすることで、リラックスした雰囲気を作りやすいといわれています。
しかし、店舗では入り口から90度の位置にレジカウンターを設置するのは難しいケースもあるでしょう。少なくとも正対させないように気を付けて、入りやすいように工夫することが大切です。

店舗のレイアウトを工夫して集客率を上げよう

お客様が店舗を選ぶ基準は、商品の品質や品揃えだけではありません。複数の店舗がある場合は、居心地や利便性なども考慮して決めるのが一般的です。店舗のレイアウトはそれらに大きく関係しているので、集客率に大きな影響を与える重要な要因といえるでしょう。

お客様と従業員の動線やよく売れるスポットなど、店舗のレイアウトを考えるときに考慮すべきポイントは多くあります。店舗の種類や入店のしやすさにも注意しなければなりません。ぜひ今回紹介したポイントを踏まえてレイアウトを工夫し、集約率のアップを目指してみてください。

群馬県で進行中の美容室の現場を設計監理してきました。

計画案の提案で大切にしている事

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    プロフィール


    長野県出身

     

    資格 : 照明士 / 商業施設士 / 色彩検定2級

     

    飲食店専門のデザイン事務所である株式会社T/Y DESIGNと、日本全国であらゆる案件の設計デザインを請負う株式会社西脇一郎デザイン事務所をへて独立。飲食店や物販店、美容室などの商業に関わる空間の設計デザインを専門にした、株式会社Lovationを2017年に設立。

     

    空間は、人と人の間に位置する大切な環境であることから、「人を起点にした店舗デザインの提案」を大切にしたお店づくりを、丁寧に提供している。

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